2005年入社
以前の仕事はとび職。高所に登る仕事なので、「年を取った後、続けられないな」と思い、転職を考えました。それで当時、会社が自宅から近かったこの会社に応募したんです。他社も受けましたが、面接の際に感じた働きやすそうな雰囲気と、少人数でありながらしっかりした社屋や工場に「ちゃんとした会社だな」という印象を受けて、入社を決めました。現在は当時の場所から移転したので、通勤は少し遠くなってしまいましたが(笑)。
長さ3mもの大きな材料を加工できる「門型マシニングセンタ」をおもに使って、鋼材の切削や穴開けをして機械部品を製作します。図面を見て寸法を機械に打ち込み、クレーンで材料をセットしスイッチを入れると、自動的に加工してくれます。ただし、たとえば普通の穴かネジ穴かによって使う工具が違うので、同じ種類の加工をまとめてするようにします。また、加工する箇所の順序も、機械の動きにムダがないよう考え、時間短縮を図ります。
やはりキレイに仕上がるとうれしいですね。それには機械工具のメンテナンスも大切。「まだ研がなくていいかな」と安易に考えて進めてしまうと、うまく仕上がらないこともあります。また、特にZ軸(垂直)方向の数値の入力を間違えると、材料に工具が当たって傷をつけたり、工具が折れることもあるので、慎重に行っています。
やってみたいことがあればチャンスをもらえる会社なので、オーストラリアの現場も経験させてもらいましたが、やっぱり海外は旅行で行く方がいい(笑)。それにお客様先を訪問するより、社内にいる方が性に合っているので、今の仕事で満足。強いて言えば、製造は30代後半の私が最年少なので、もっと若い人に加わってほしいですね。
07:50 | 出社。駐車場にクルマを停め、10分ほど喫煙タイムの後、着替えて職場へ。小池君たちと4人くらいで始業まで雑談して過ごします。 |
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08:30 | 朝礼。現場全員で、今日の業務を確認します。 |
08:33 | 機械を立ち上げ、前日の続きの加工をスタート。終わったらホイストクレーンを使って次の材料と入れ替えます。たいてい門型と縦型、2台のマシニングセンタを担当。加工が始まるとしばらく手が離れるので、その間に次の部品の加工プログラムを準備しておきます。 |
12:00 | 社員食堂にて昼食。食後は喫煙所へ直行します。タバコを吸いながら雑談できる相手が減ってきているのが少し寂しい…。 |
12:40 | 午前の続きを再開。1個加工するのに大きなものだと8時間ほどかかるので、特に時間のかかるものは、機械にかけておいて帰ることもあります。 |
21:00 | 今日は遅めの終業。19時ごろに終わることが多く、定時の日もあります。 |