2008年入社
前職の自動車整備で故障車の修理をするうちに、「モノを一からつくってみたい」と思うようになったんです。中学時代からの友人の清澄(機械加工の先輩紹介ページに登場)に話すと、「うちの会社、モノつくってるよ」と。人を募集していないか聞いてみてもらったところ、面接・内定とトントン拍子に話が進み、入社が決まりました。
専用機の一部となる「治具」を、溶接を中心に穴開けなどの加工も一部行いながら組立てます。溶接のトーチを回したり波打たせるように動かしたり、効率よく、仕上がりも美しくなるコツがつかめるまでには3年ほどかかりました。お客様先での据付や修理、改造にも行きます。国内なら東海、東北、九州、静岡。海外はアメリカ、フランス、ポーランドへ。1~2週間の現地暮らしを経験でき、日本で自分が組立てた機械とも再会できました。
完成した設備は、納入前に一度当社の工場で立会いを行いお客様に確認していただくのですが、「角に丸みをつけないと作業者がぶつかったときに危険」「この出っ張りが顔の高さにくる」など、設計図ではわからなかった細かい部分を指摘いただいて改修します。どの程度の丸みにするのかなど、自分で考えて調整するのが面白いですね。
ひととおりの仕事ができるようになり、最初は苦労した溶接も「得意なことを一つでも身につけろ」との先輩の言葉を励みに、誉めてもらえるレベルに。とはいえまだ覚えることは多いし、不得意なこともある。先輩方が言う「何でも経験を積めばできるようになる」の言葉を信じて経験を積み、できることを増やしていきたいと思います。
08:00 | だいたい8時ちょっとすぎに、会社に到着。始業時間まではスマホを見るより、楽しく雑談派。話題は昨夜のテレビや夕食のことなど。 |
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08:30 | 朝礼。1日の仕事を部署で確認します。 |
08:35 | 業務スタート。溶接は集中して。大きいモノは2~3人で協力して「ここどうしましょう?」「こうしたらいいんじゃない?」と相談しながら進めます。設計に「2個のボルト位置が近すぎて、組立もメンテもしづらいから、何とかしてよ」と相談することも。 |
12:00 | 社員食堂でランチ。 |
12:40 | 午後の仕事スタート。今日はお客様が納入前の確認に来社。上司と一緒に立会います。満足いただけるか、緊張のひととき。指摘を受けた部分は、さっそく改修に取りかかります。 |
20:15 | 仕事終了。残業はたいてい2~3時間。仕事が少なく定時で終われる時期は、ゴルフの練習か、まっすぐ帰宅して子どもとお風呂タイム。 |